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忘却の段階

そのうち、(自分たちの現実ではなく)他の人の現実が彼らの行為に対して侵害となり始めるのです。お金が底をつき、住む場所がなくなる。妻、家族、友人が助けなくなると、彼らはガス欠状態となって、エンジンが切れる。こうなると彼らは、深刻な落ち込みを経験し始める。彼らは、誰に人との関わり方も認めてもらえぬ孤独と、残酷な世界に住んでいるという事実に悩まされる。彼らは自分をごまかして、何も与えることなく、与えてもらうだけの存在であったことに目を向けようとしない。彼らは、自分が傷つけた人々を思いやって落ち込むのではない。そういう見方をすることはまずありえない。彼らにとって、落ち込みは一種の休憩、そして忘却の段階である。しばらくすると、彼らはまたエンジンを始動させ始める。こうして同じことが繰り返される。アップ・ダウン。しかし、常に静かに立ったままである。彼らが低い状態のときは、自殺志向であることがある。それも現実をよく判断できる有能な人の自殺志向とは異なる。仮にお金が底を尽き、他人の世話になることが必要になっても、家族や世話をする人は、食べたかったら自分で食事を作らなければならない仕組みの家で生活をさせるべきなのですね。

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